お知らせ 「感性を磨く事例検討会」を開催しました。 2023年3月27日 up 「感性を磨く事例検討会」を2022年5月から10回開催しました。 Zoomによるオンライン開催で、延べ150人の参加があり、そのうち38%(57名)が県外からの参加者でした。 参加者の背景は看護職(教員?管理職?CNS?認定看護師等)、理学療法士、精神保健福祉士、心理士、弁護士等の多職種であり、実践の場は病院、保健所、訪問看護ステーション、地域福祉センター等で広範囲に及んでいました。 提供事例はアルコール依存症、双極性障害、発達障害などの精神疾患のケース、がん、認知症等複数の疾患が併存しているケース等、ケアの方向性や退院支援に困難を感じている事例でした。 参加者からは「焦っていた自分に気づいた」「自分の体験と照らし合わせて考えられた」「今やっていることの整理ができた」「振り回されるぐらい頑張って関わっているのがすごいと思えた」「困難事例なのに一生懸命で楽しそう」「気持ちが軽くなった」という感想が聞かれました。 また、事例提供者からは、「独居でも短期間でも出そう(退院)と思えた」「患者さんに優しくなれて、落ち着いて接することができた」「方向性は大丈夫と言ってもらえ、ケアを続けられた。患者さんが早く退院できた」などと検討会で得られた知見を実践に還元できたとの報告を受けました。 ケアに手ごたえを感じ、エンパワメントされた様子が伝わりました。 次年度も1回/月(8月を除く)第2木曜日18:30~20:30の開催を予定しています。