Message

メッセージ?理念

令和6年能登半島地震に際して

 学長メッセージ

本学の令和6年能登半島地震への対応方針について

原則

本学は、激甚災害に指定されたR6能登半島地震に対して、震源地に最も近い大学として、自らも被災者と位置づけながら被災地と共に歩む姿勢を大切にしたいと考えています。

また、本学は、教育機関として担うべき責務と役割を果たし、可能な限り災害からの復旧?復興支援に寄与できるよう教育、研究、社会貢献等に取り組むものです。

そのために人員や支援内容を充分考慮し、必要な時期を見定めて取り組んでまいります。

目的

 学生や教職員の人命第一、安全の確保を優先しつつ、学生の学修の機会を提供し続けられる学内運営体制の整備

 学生や教職員の被災に伴う被害の実態を明らかにすること及び必要な支援体制の整備と対策の検討

 石川県立看護大学で学ぶ意欲ある学生の獲得及び卒業生?修了生等が引き続き県内(とりわけ能登地区)に就業できるよう後押しできる支援体制の構築

 行政等から求められる被災地支援に呼応した協力体制の構築と積極的関与

 能登地区の震災被害からの復興や健康増進に寄与できる教育、研究、社会貢献等の取り組みの検討

計画

 ?発災時には本学に危機管理本部※を設置し、災害時の安否確認体制の整備、初動の方針を決定する

  ?さらに、学生等のメンタルヘルスの縦断的調査を通して、学生の自己理解を促すとともにハイリスク者への支援を強化する

  ?今後の専門家の招聘、支援チームの結成等につなげる

 ?学生等の被災に伴う生活全般にかかわる被害とその影響に関する縦断的調査を通して支援を強化する

  ?さらに、学生等のメンタルヘルスの縦断的調査を通して、学生の自己理解を促すとともにハイリスク者への支援を強化する

  ?今後の専門家の招聘、支援チームの結成等につなげる

 ?能登地区にかかわる意欲のある入学者の獲得に向けて、入試制度を検討する

  ?卒業生?修了生等が勤務している能登地区の保健?医療?福祉施設等の支援ニーズを把握する

  ?学生の希望する就職先等の被災状況や支援ニーズを見据えながら、進路支援並びに卒業生の支援方法を検討する

  ?被災した能登地区における看護教育機関等への支援を検討する

 ?行政等から発出される迅速かつ正確な情報、長期戦の中で求められるニーズに関する情報を集積する

  ?行政等から発出される迅速かつ正確な情報、長期戦の中で求められるニーズに関する情報を集積する

 ?R6年度以降の教育計画に震災関連テーマを取り上げる
   (例:フィールド実習、卒業研究、各科目ほか)

  ?R6年度以降の研究等に震災関連テーマを取り上げる
   (例:学内研究助成に能登の震災関連研究枠、所属学会の研究助成や科研費申請ほか)

  ?R6年度以降の社会貢献に震災関連テーマを取り上げる
   (例:地域ケア総合センター事業ほか)

組織図

支援の取り組み

2024年2月~

 ?JMAT(日本医師会災害医療チーム)と能登北部の施設の褥瘡ケア支援を開始

  → 3月10日まで連日訪問
  → 4月中旬まで週2回訪問(4月末からは皮膚科医とオンラインでの支援も開始)
  → 5月からは週1回訪問(リモート支援も導入)
  → 6月からは月1~2回のリモート支援
  → 9月2日現在で褥瘡ケア対象者は1名に減

  ※褥瘡による災害関連死 0名

2024年4月

 ?仮設住宅への個別訪問?自治会長面談

  →「災害ボランティア?サークルふたば」が珠洲市の桜まつりに参加

2024年5月

 ?地元住民のイベント「心の復興マルシェ AkaAka」に参加

2024年8月~

 ?在宅家庭訪問

(お知らせ)受験生の方へ

2024/01/19

 令和6年能登半島地震による入学検定料の減免について(1月19日FAQ掲載)

2024/01/22

 令和6年能登半島地震で被災された受験生、在学生の入学金及び授業料の全額減免について

2024/02/09

 入学検定料の返金に関するご案内【対象者の方へ既に案内済みの内容となります】

2024/10/07

 令和7年度学校推薦型選抜における推薦人数の特例について

(お知らせ)在学生?保護者の方へ

2024/01/04

 (重要)授業に関するお知らせ

(お知らせ)その他について

2024/01/11

 大学入学共通テストの取材に係る報道関係者への石川県立看護大学からのお願いについて

令和6年能登豪雨に対する取り組み

2024/10/3

 学内に募金箱を設置(11/5 火 まで)