令和3年度専門的看護実践力研修事業「看護管理者研修」4日間コースを開催しました。
「地域包括ケア時代における看護管理者の役割を果たす上での知識を修得し、自らの行動を明確にする」を目的として全日程オンラインで行い、65名が参加しました。参加された方々は、石川県全域の病院や施設、訪問看護ステーション、看護学校の管理に携わる皆さまでした。
石川県医療対策課 室屋みゆき先生による「石川県における看護の状況」の講義を皮切りに、「地域包括ケア時代における看護管理とリーダーシップ」、「組織における倫理的課題」、「データを活用した看護管理」、「交渉術」について学びました。参加者からは、どれも日ごろの実践を振り返り今後に活用できる内容とのご意見をいただきました。
最終日の午後は、研修生に加えて約130名の方々のご参加をいただき公開講座を開催しました。コロナと共にいきながら次々と課題に立ち向かっている、3名の看護部長からの創造的な看護管理の実践についての発信でした。理論と実践を交えたくましく実践している姿に、勇気と活力をいただき、各自の置かれた立場から看護管理における自身の課題に向き合う動機付けになりました。
ご参加いただいた皆様、講師を担当いただいた先生方、ありがとうございました。
? 講義をする高見 知世子氏(金沢医科大学病院) 研修の様子
■公開講座(シンポジウム) 講師?座長
江藤 真由美氏(石川県立中央病院) 野村 仁美氏(JCHO山手メディカルセンター)
中村 真寿美氏(金沢医科大学病院) 座長:中西 容子氏(右から2番目)